ASD（自閉スペクトラム症）の支援では、「こだわりが強い」「人の気持ちが理解できない」など“できないこと”に目が向きやすく、「できるようにする」支援だけが強調されてしまうことがあります。

しかし、ASDのこども・大人は「できない」のではなく、“ユニークなやり方” で世界を理解し、楽しみ、関係をつくっているのかもしれません。そのズレが誤解を生み、支援者・保護者の戸惑いにつながる場面も少なくありません。

本講演では、ASDのユニークな「好き」 を入り口に、理解と支援をやさしく整理し、現場と家庭で活かせる視点を一緒に考えます。